ネットショップ運営者にクレジットカードは必須である2つの理由

クレカ必須

クレジットカードは必須
現金主義の人も多いですが、ネットショップをやるとなれば、そのポリシーは捨てたほうが良いかもしれません。

その理由は2つ。

(1)効率化のため
(2)事故防止のため

1つ目は、ネットショップを始めると何でも効率的にやろうとします。その結果、銀行振込などは煩わしくなります。請求書の発行だの、領収書の発行だのといったことも面倒になります。支払い関係をクレジットにすることで、短時間で決済が済ませられるので、無駄な時間をカットすることができます。

2つ目は、事故防止たのためです。

以前起こした事故があります。あるサーバーを借りていたのですが、銀行振込にしていました。年払いです。毎年1回銀行振込をすることで契約を更新するというやつです。

それをうっかり忘れていて、期限を過ぎても入金しなかったわけです。ご親切に電話をかけてくれたのですが、着信が0120だったので、「どうせ何かの売り込みか何かだろう。」と取らなかったんです。

そのことに気づいたきっかけは、手塩にかけて作ったサイトが何日もつながらない状態になったからです。サーバーのサイトを見ても障害情報も出ていないし、同じサーバーに入っているサイトもちゃんと表示されています。自分のサイトだけがまるで閉鎖状態です。

焦ってサポートにメールしたら「お支払いが・・・」というご回答。そこで初めて気づいて事なきを得ました。そのまま放置すると、解約とみなされてデータも消去されてしまいますから恐ろしいですね。

でも、支払いをクレジットカードにしていれば、毎年契約の更新日には自動的に決済されます。だから、「うっかり支払いを忘れちゃった。」なんてミスも起こらなくなります。

もっとひどいのは、「ドメインの更新忘れ」です。自社オリジナルの住所同等の価値のあるドメインの更新を忘れると、とんでもないことになります。ドメイン失効の恐怖です。

更新ができなかったらサイトが表示されなくなるのですが、それだけでは済みません。更新されなかったドメインは失効状態となり、世界中の誰もが購入できるようになります。

だから、忘れている期間が長いと、気づいたときに、自社サイトが外国の全く知らないウェブサイトになってしまうこともあるんです。

乗っ取られたわけじゃないです。売りに出ていた住所を誰かが買って自分のホームページにしてしまっただけの話です。怖い怖い・・・

ちなみに、リアルタイムにドメインの失効情報が見られるサイトがあるようです。以前手放したドメインはすぐに外国の人か企業が買って全く別のサイトになっていました。(><;)


ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。