役に立つ教養動画セレクション(講演編)

もはや誰も見ないアクセスすることさえ不能なウェブサイトのことをゴミと言います。

それは動画も同じですが、意図せず目に触れてしまうゴミも多いのが動画かもしれません。

でも、ゴミがあれば宝もあるのが動画。

たかが動画、されど動画。

無料で教養が身につく、あるいは、知識が身につく、自己啓発になる。

そんなお宝動画を独断と偏見で集めてみました。

セレクトのポイントは3つ

講演動画のセレクトのポイントは3つです。

ポイント1 本物

講演している人が机上の人でない。

本物、というか、読んだ本の内容の受け売りや二次情報を垂れ流す人ではないということ。

「膨大な医学知識はあるけど手術経験のない医者には手術してもらいたくない。」みたいなアレ。

つまり、「現場を知っている。」「実際に体験している。」そんな人の動画が有益だと、個人的に思っています。

ポイント2 コンテンツ量

動画の多くは10分とか15分とかが多いんですが、そういった動画って中身が薄いことが多い。

設計された「ちゃんとした講演」というか、見る、聴くことで、何かを得られそうな量のコンテンツ量(時間)がある。

ポイント3 公式動画

できるだけ公式動画を選んでます。

が、残念ながら、そうじゃないものもありそうです。

公式動画出ない場合は、いつの間にか削除される可能性があるので、そこは予めご了承ください。

「生命とは何か?それは動的平衡」福岡 伸一氏講演

「生命とは何か?」科学的な観点から解き明かそうと研究してきた福岡氏の講演。

「動的平衡」という書籍も出版されているので読んだ方も多いかもしれません。

「人間が食べるのはエネルギーを必要とするから。」

おっと、これ実は違うんですよね。

とか、「1年後のあなたは細胞レベルではまったく別人になっていますよ。実は。」とか。

「アートは人を耕す」中野信子氏講演

おなじみ中野信子氏の講演。

福岡伸一氏の講演内容に比べるとライトな感じの内容になっているので気軽に聞けます。

ビジネスをやっている人なら、ペプシとコーラの話などは、すごくオモシロんじゃないかな。

右脳左脳、側頭葉、前頭葉、大脳新皮質、松果体、シナプス、ドーパミン、セロトニンなど、脳に興味のある人にオススメ。

「ビジネスパースンとして成功するための姿勢」小宮一慶氏

個人的には大いに参考にしているコンサルタントの小宮一慶さん。

新入社員や若手社員向けのセミナーですが、そうでなくても十分濃い内容です。

ごくごく当たり前のことしかおっしゃってないんですが、うっかり忘れていることなどに気付かされいます。

って、考えると、逆に、「当たり前のことを忘れないよう日々気をつけていれば成功しやすい?」なんて思いますね。

著書も多く有名人ですが、やりたいこと全部実現してしまった、つまり、成功してしまった、小宮氏の考えを一度ご賞味あれ。

 「死ぬまで元気な生き方」安保徹氏講演

もうお亡くなりなった有名なお医者さん。

おそらく公式チャンネルとかではないので、もしかすると最悪削除される可能性があります。(著作権侵害?)

でも、動画の元(DVD等で発売されていた等)がわからないので、ずっと見られるかもしれません。

さて、健康経営なんて言葉も取り沙汰されていますが、お医者さん視点での「人はなぜ病気になるのか。」

お医者さんは対症療法をする専門家。

病気を治してくれるわけでもなく、その原因がわかるわけでもないのが西洋医学の限界。

「ウォーキングは健康に良い。」など浅い知識の人は、安保氏の話を聞いて、ちゃんとした知識を身に付けてみてはいかがでしょうか。

「コンステレーションについて」河合隼雄氏最終公演

とっくにお亡くなりになっていますが、日本を代表する心理学者です。

机上ではなく臨床心理学(心理療法家)で、つまり、経験に基づいた話なので、すごく伝わってくるものがあります。

著書も多く出ているので心理学に興味がある人はぜひ。

子供の頃から何冊か読んでいて、大人になって動画があって、ちょっと嬉しかったので載せておきます。

「すべては導かれている ー 逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟 ー 」田坂広志氏講演

おなじみ、ビジネススクールのグロービスが無料公開してくれている貴重な講演。

グロービス動画シリーズには、ためになる動画がたくさんあるのでチェックしてみてください。

田坂氏、、質実剛健というか、「笑い」の要素は一切ない真剣100%な内容です。

人によっては感動するレベルではないでしょうか。

まさに自己啓発にピッタリな動画のひとつと言えるでしょう。

「新年賀詞交歓会」北尾吉孝氏講話

ホリエモンが嫌いという北尾吉孝氏。

日本の金融業界をかき回している(良い意味で?)日本を代表する超有能な、かつ、人格者の経営者だと思います。個人的には。

現代の松下幸之助ではないかと思えるレベルの知識や洞察の深さのある人物です。

上記の講話は2020年1月28日で、「コロナなんて3月4月には収まるでしょう。」と見事に予想を外しているのはご愛嬌。

この講話なんて、彼の見識の一部で、Bigインタビューや神田昌典のオーディオセミナーなんかでも、がっつり話をしているので、興味あればどうぞ。

著書も多いのでオススメです。

中国古典の引用が多いので、そっち系の知識が乏しいと「何言ってるかわからない・・・」になってしまうでしょう。

そういった方は、三笠書房の文庫「論語」「孫子の兵法」「菜根譚」「老子の言葉」「韓非子」など、その辺の入門書がオススメ。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。