中小企業や起業を目指す人、あるいは、起業アイデアを探している人にとって、経営者の識者のセミナーを聴くのは、須中の必須。
聞かずして経営なんてできない。
まして起業なんて、むりむり。
さて、今回は、暦日会(れきじつかい)という、経営者や識者などの講演CDをサブスクで送ってもらうというサービス。
経営者はもちろんのこと、経営コンサルタント、大学の教授や文筆家や各ジャンルのアナリストなど。
その道のプロばかり。
「セミナー」と聞いて、「怪しい」と感じる人は、完全に知識不足。
たしかに、マルチや変なモノを売りつけるためのセミナーもあるので、全部が全部安全とは言えませんが、真面目なセミナーを聞かないのは、本当にもったいない。
というわけで、「個人的に聞いて良かった。」と思った暦日会の講演セミナー(2010年)を以下に紹介したいと思います。
五十嵐敬喜(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)
講演タイトル:どうなる新年度の景気動向(2010年3月)
国内トップクラスのシンクタンク。世界規模で経済動向や政治などを分析し評価する機関。ワールドビジネスサテライトでもコメンテーターとして出演していたこともあるので、覚えている人も多いでしょう。
世界の政治経済にまで勉強が追いついている人は少ないんじゃないでしょうか。聴くだけで、なんとなくわかるのがありがたいですね。
嶋崎秀樹(有限会社トップリバー(農業))
講演タイトル:農業に革命をもたらした「ど素人集団の儲かる農業」(2010年3月)
脱サラ後2000年創業。著書もあり。カンブリア宮殿にも出演したことがあって、台本についての話なんかは「へぇ~」って思いました。
嶋崎治道(法政大学大学院)
講演タイトル:食料自給率40%~日本はこれで21世紀を生き抜けるのか(2010年4月)
山折哲雄(宗教学者)
講演タイトル:いま、こころを育むとは(2010年6月)
有田秀穂(東邦医学部大教授)
講演タイトル:朝5分間のセロトニン脳健康法~心も体も脳も健康に~(2010年8月)
いやぁ~、これは面白かった!普段健康にかんする本なんか読む機会ないですから、話を聴くだけで一冊読んだことになりますね。2010年の話ですが、知らなかった人には新鮮でしかないでしょう。
近藤正則(岐阜女子大学教授)
講演タイトル:日々の中でもう一つの人生の発見~仁義から衣食までの「論語探求」(2010年12月)