通販ショップを始めよう。現役店長が教える開業運営きほんのきほん
ホーム > ネットショップの仕入れ> 仕入れ関連記事 > オリジナル商品の作り方

オリジナル商品の作り方

オリジナル商品の作り方

主婦のハンドメイド手芸用品から家電製品まで。個人でも作ろうと思えば、どんなオリジナル商品でも作ることができます。でも、それに必要なのは、経験や知識、人脈やネットワーク、そして資金。材料を安く簡単に調達できるものから、海外工場に頼らなければいけない大掛かりものまで様々です。

オリジナル商品は、販売価格は自由に決められるし、実質独占販売。価格競争にさらされることもなく売りたい放題です。ネットが無かったころは販路をどうするかという問題がありましたが、今は、ネットに公開すれ即日、全国に販路を拡大できます。

「新商品は売れにくい」というセオリーや、製品に関する全責任を追わなければいけないリスクもありますが、オリジナル商品がヒットしたなら、大きな利益はもちろんのこと達成感や喜びは既成品のそれ以上です。夢は広がります。


オリジナル製品はおおむね4パターン

 オリジナル商品は、だいたい4パターンに分けることができます。

1つ目は、同じみの「ハンドメイド作品」。例えば、手芸用品店などで材料を調達して、自分が職人や作家となってカバンや帽子などを製作するパータンです。材料が国内で簡単に調達できて、すぐに生産できる反面、1つの商品を作るのに時間がかかり、受けられる注文数に限界があるデメリットがあります。

  • 2つ目は、既製品に「オリジナルデザインをプラス」するタイプ。Tシャツやパーカー、マグカップなど無地の既成品にオリジナルのプリントやデザインを載せて販売します。金型などから製作する費用がかからない反面、差別化できるのは視覚的なデザインだけになります。

3つ目は、海外製品を輸入し「国内版」として販売するパターン。元のアイデアはオリジナルではありませんが、国内で販売しているのは「自社だけ」という点ではオリジナルです。「メーカー」として販売するというよりは、輸入商社として販売するイメージが強いです。

4つ目は、無から有を作るパターン。完全オリジナル製品です。企画からデザイン設計、製造まですべて自社で行います。小物を作る場合でも、何十メートルという単位で生地を購入して、数百個単位、数千個単位など、大量ロットで生産します。完全な独自性を打ち出せる反面、時間や資金がかかり、在庫のリスクも伴います。

製品の製造は、中国やタイ、ベトナムなどの海外工場に依頼することが多いです。コンテナ丸々輸入する本格的なやり方から、コンテナ1本ではなく、小物や雑貨類など、混載と言ってコンテナの一部を借りて輸入する方法などがあります。

自社が海外工場と直接打ち合わせをしながら進めていくパターンから、個人で企画を出して、海外の工場のやりとりや輸入手続きなどは国内や海外の商社に代行してもらうパターンもあります。小規模のメーカーの場合は、後者のほうが多い印象です。

オリジナル商品ができるまでの流れ

新製品の企画製造販売は、おおむね、次のようなステップで進めます。大企業でも個人でも、だいたいこういった流れですすめるのが一般的です。わかりやすく7ステップに分けてみました。

  • 1.アイデアや妄想
  • 2.販売戦略を練る
  • 3.仕様書や設計図の作成
  • 4.試作品の製作
  • 5.試作品のテストと改善
  • 6.製造開始
  • 7.発売開始

ハンドメイドの場合、ここまで細かく分けてやることはないと思いますが、海外工場と提携して、金型から作って製造、輸入するようなケースでは、大きな費用とリスクがかかっているので、綿密な戦略や計画で進めていきます。

1.アイデアと妄想

ふとした「こんなモノ作ったら売れるかも?」というふとした思いつきがきっかけになったり、「これは確実に市場のニーズがある。」と確信して企画にはいったりパターンはいろいろです。頭の中の話なので、いくらでも考えられますし基本タダです。

2.販売戦略を練る

この段階も、半分頭の中です。モノが完成したとして、いつ、どこで、どのように、誰に対して販売するのかなどを考えます。市場の規模を考えて初回の生産数量なども合わせて考えます。企画書などを作成することもあります。

すでにお店をやっている場合は、どういったお客さんに販売するのかターゲットを決めたり、色やタイプ、数量などを考えます。

3.仕様書や設計図の作成

ある程度企画が決まればサンプル作成の準備です。突拍子もないモノだと工場もどうやって作れば良いのかわからず細かい設計書、洋服ならパターンなどが必要になりますが、ある程度既成品に類似したようなモノだと実績のある工場(例えば中国)なら、だいたいの仕様で作ってくれます。

もちろん、サンプルを作るのにも費用がかかります。海外工場で作った場合は、通常は空輸で送ってもらうので、製品化したら1万円のものでも、サンプルは30万円50万円とかかったりします。ほとんどが空輸代ですね。国内の場合は輸送費がカットできるので、その分安くなります。

4.試作品の製作

試作品ができがってチェックするわけですが、レベルの低い工場だとガッカリするものができあがりますが、レベルの高い工場だと、イメージに近いものが仕上がってきます。一発で、イメージ通りのモノができれば良いのですが、通常は、何回か修正を加えながらイメージに近づけていきます。通常、サンプル製作ごとに費用がかかるので、修正の回数は少なければ少ないほどコストは安く付きます。

5.試作品のテストと改善

雑貨なら強度やデザインなど物理的なチェックだけで済みますが、電気を使うようなモノだと動作チェックや耐久テストなども必要になってきます。場合によっては、検査機関に依頼してテストしてもらうこともあります。

6.製造開始

販売するための条件がクリアできたらいざ製造開始です。1日でできれば良いのですが、工場もいろいろな製造案件を抱えていることが多いので数ヶ月はかかるのもよくあることです。それにプラスして、船便で輸入する場合は更に数ヶ月要します。企画から販売開始までの期間が1年を超えることも珍しくありません。

なお、製造は1個から作ってくれると良いのですが既製品の仕入れと同じでメーカー工場ごとに最低ロット数があります。「3000個から」あるいは「1アイテム100枚、5アイテムから」などです。

7.販売開始

完成品を販路に流します。販路もないのに大量に作って輸入するのは無謀です。失敗の確率は100%にちかいです。通常は、ある程度販路を確保したいたり、事前に新商品の情報を顧客に流して、ある程度注文をもらっておきます。販路に順調に流れ出すと、在庫が不足してきそうなら、追加で輸入という繰り返しになります。

開業予定者にオススメ

ショップサーブ資料請求

↑ PAGE TOP