ネット通販フォローメール・テンプレートと文例や件名例

フォローメールテンプレート文例や件名

「高額な商品を買ったのに、それっきり何の連絡もない。」という経験をしたことはないでしょうか。

売りっぱなし。

「売れりゃそれでいい。」ってスタンスです。

それではもったいない。

フォローメールを送ることでレビューを書いてもらったり顧客との関係性を深めたり。

ネット通販成長のカナメでもあるフォローメールを活用して良い評価をたくさんもらって、顧客ロイヤリティーを高めビジネスをスケールしていこうじゃあーりませんか。

ショップサーブや楽天をはじめ各ASPにはテンプレートの機能があるので文例(例文)を登録しておいて、サクッと送りましょう。

フォローメールの目的は何?

フォローメールの目的は、お店によっていろいろです。

  • レビューを書いてもらう目的
  • アンケートなど商品の感想を聞く目的
  • 顧客との関係性の構築が目的
  • ちゃんと使えているか伺う目的
  • 会員登録をうながす目的
  • その他の目的

など。

目的によって文例(例文)やテンプレートも違ってきます。

まずは「目的の明確化」から始めるのがフォローメール作成の正しい方法と言えます。

当店のフォローメール文例(例文)

当店が運営するECサイトの1店舗では、使い方を間違うお客さんがいるような若干説明が必要な商品を販売しています。

そのため商品を送った後2週間を目処に次のようなフォロメールテンプレートを送信しています。

○○様

先日は■■をお買い上げ頂きありがとうございました。
お届けから2週間ほど経ちましたが問題なくご利用頂けていますでしょうか?

もし、使い方でご不明な点などありましたら、
メールや電話でお気軽にお問い合わせください。

TEL:03-1234-00**(平日9時~18時)
メール:hoge@hogerashop.ac.jp

また、商品のレビューも募集中です。
https://hogerashop.ac.jp/goods/hoge123/?review
レビュー投稿で500円のクーポンをプレゼント中!

テンプレート文例(例文)を作る際の注意点

最近のショッピングユーザーはメールをじっくり読む人は減ってきています。

そのため、フォローアップメールの中で別の商品のおすすめをしたり日記のような無駄話を書くの無用です。

昔は・・・

こんにちは!
店長の禿山です!

暑くなって来ましたがいかがお過ごしでしょか?
こちら沖縄ではひと足お先に梅雨が明けて、
頭皮にジリジリ日光を感じる今日このごろです。
日焼けはしたくないのですが、
毎日日焼けどめを塗るのも面倒なので夏は真っ黒になります。

さて、・・・

このような挨拶文からスタートするのが一般的でしたが、今のユーザーにとっては目障りなだけです。

というより読んでいません。(0%というわけではない)

むしろ目に入らずスルーされます。

要点をサクっと一瞬で把握できるのが、フォローアップメールに限らず、今のECサイトのメールテンプレートの基本になっています。

フォローメールの件名は3原則でキメる。

いくら良い文例(例文)を書いたからと言ってメールを開いてもらえないと意味がない。

今のショッピングユーザーのメールボックスには毎日大量のメールが届いています。

なのでフォローメールを送ってもクリックさえされないことも多々あります。

だから、ユーザーのメールボック内で当選する、つまり、クリックしてもらうための件名を付ける必要があります。

フォローメルの文例以上に重要なのが件名と言えます。

大量のメールの中で気づいてもらってクリックされる件名の鉄板は2つ。

1つ目は、お客様の名前を入れること。

自分のメールボックスを見てもらうとわかりますが、本名が件名に入っているメールはいくつあるでしょうか。

ほとんどありませんよね。

だから、お客様の名前を入れることで「はっ」と気づいてもらえて開封率も高くなるわけです。

2つ目は、販売心理学を使った件名

迷惑メールを送りつけて来る奴らも使っている、「クリックしてもらうための件名」は販売心理学を応用して付けられいることが多々あります。

こんな件名があれば「え!?何!?誰??」って思いますよね。

もちろん、こんな件名に対して「レビュー募集」とやっても悪印象しか与えないので「件名」=「本文」であることは外せません。

3つ目は、若干弱いですが店長名を入れる

例えば、「店長の佐竹山です。商品についてお伺いしたいことがございます。

ちょっと「ドキっ」とするような件名ですが開封率は良いですね。

ただ、「なーんだ、そんなことなのか。しょーもない。」と思われる文例にしてしまうと、この件名も活きてきません。

しっかり最後まで読んでアクションしてもらうよう文面は作り込みます。

会員登録を促す文例(例文)その1

自社の通販サイトを利用するお客様。

会員登録をする人もいればしないひともいる。

お店としては、「会員登録」をしてほしい。

そこで、会員登録を促すフォローメールを出す場合の文例。

○○様

ホゲショップのご利用ありがとうございました。

会員登録は、まだお済みでないようです。

当店の会員登録をすると

・ポイントが2倍たまります。
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ぜひ、今すぐ次の「会員登録をする」ボタンを押して情報を入力してください。

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会員登録を促す文例(例文)その2

会員登録を促すフォローメールを1回送信するより2回送信したほうが会員登録率は良くなります。

見せ方を変えて2回目のフォローメールを送ります。

件名(例):会員登録でプレゼントゲット!

○○様

ホゲショップのご利用ありがとうございました。

会員登録はまだですか?

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会員登録お待ちしています!

店長:佐竹山 寛

商品の感想をもらうフォローメール文例

ここで言う感想は、リアルに購入者の感想をもらって顧客満足度向上やサービス向上を目的として、送るフォローメールです。

「ご感想を書いて返信してください。」とするのは旧式のやりかたで、もはや反応が得られなくなっています。

シンプルに1クリックで回答できるアンケート形式にするのが良いでしょう。

例えば、Googleフォームを使って次のようなリンクに誘導する方法があります。

https://docs.google.com/forms/d/1zb010lEtIdh-ZtksnKmHfv93YMrJLAh2nQHiFXdxM38/edit

また、HTMLメールを使えば本文中に1クリックで回答できるアンケートも挿入することができます。

ただし、これは若干高度なのでHTMLメールの作り方はまたの機会にしますが、とりあえずはGoogleアンケートフォームでも差し支えはないと思います。

レビューを募集するフォローメール文例

商品ページにレビューがないよりはレビューがあったほうが売れやすい。

どこのお店もレビュー集めに苦戦しているのが今のECの事情。

今の消費者は見返りがないと、なかなかレビューを書いてくれません。

そこで確実にレビューを集めたいに使えるフォローメール文例が次のようなものです。

新商品などは、なかなかレビューが集まらずもどかしいときがあります。

そんなときのレビューブーストです。

件名:レビューを書いてもれなく商品券1,000プレゼント【30名先着】

○○さま

「ホゲ農園」店長の岡畑山です。

先日お求めいただいた熟成梅はいかがでしたか?

新商品なので今回、先着30名様でレビューを募集します。

レビューを書いて頂ければもれなく商品券1,000をプレゼントさせていただきます。

応募殺到が予想されますので、おはやめの送信がおすすめです。

https://hogenouen.com.jp/ume?review30

フォローメールはステップメール必須

例えば、1ヶ月の間に100人の人が商品を注文をした。
フォローメールは3種類。

こんなとき、注文日時の違う顧客にたいし1人1人、3日後、7日後と期間を設定して手動でメールを送信していは、いくら時間があっても足りなくなります。

そこは、自動で配信させる便利なツールがあるので、それを使いましょう。

いわゆるマーケティング・オートメーション(MA)の採用です。

今の段階でステップメール機能が標準装備のASP(通販開業システム)は、ほとんどありません。

「ステップメール」で検索するとたくさんサービスがあるので、お好みで選びます。

外部サービスを使うとどうしても月額で料金がかかってしまうので、安く済ませたい場合は自社サイトないにステップメール・プログラムを導入する方法があります。

これをするにはプログラミングは不要ですが、プログラムを販売サイト内にインストールするためのスキルは必要になってきます。

具体的にはCGIを扱えてFTPが使える。

楽天やヤフーなどのモールでは使えず、ショップサーブなど外部プログラムの導入ができる開業サーバーを使います。

当社では「楽メール」というCGIを使っており、1週間後に「フォローメールA」、2週間後に「フォローメールB」、1ヵ月後に「フォロメールC」という具合にテンプレートを作って自動送信しています。

そして、各メールには必ず1クリックで配信解除ができるリンクを付けておきます。

フォローメールの自動送信ができる通販システム

当店はショップサーブを使って通販をやっています。

ショップサーブの良いところは、上記で説明したステップメール自動送信プログラムが簡単に導入できる点です。

「楽メール」というプログラムを販売サイト内にインストールして低コストでフォローメールの運用ができます。

外部サービスを使うと、どうしても月額のコストがかかってしまいます。

でも、楽メールなどの買い取り型のプログラムを使えば、1回きりの支出(29,800円)で済みます。

「しっかりフォローメールのシナリオを作りたい。」

そんなときは、ショップサーブに店舗まるごと引っ越しするのも良いと思います。