ポイントをプレゼントし売り上げアップ

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メルマガを送るだけも注文が入ります。

「今回、メルマガを見て注文してくれた方には○○をプレゼント」というインセンティブも効果的です。

でも、もっと効果的なのは、先にポイントをプレゼントして、それを使ってもらうよう促す方法です。

具体的には「500ポイントがあと10日で失効します。」と送るわけです。

500ポイント、すなわち、500円が消えてなくなるとなると、「それは、もったいない。」とアクションを起こすお客様の数は・・・

まずは、ポイントをプレゼント

実は、顧客が5人10人なら手動でポイントを追加することは、さほど難しくありません。

10分もあれば完了してしまいます。でも1000人2000人ともなると、手動で変更していては日が暮れます。

付与した段階で燃え尽きてしまうでしょう。

そこで、一括変更という手法を使います。

ただ、今回紹介するのは通販アプリ(ASP)のショップサーブでの手法です。

カラーミー等他社のサービスでは、このポイントだけを追加する機能は今のところ、見つけることができませんでした。

顧客情報変更用のファイルを作る

「顧客情報をダウンロード。ポイントだけ変更。アップロード」これでポイントが変更できればよいのですが、なぜかそうはいかないのです。

まずは、顧客情報変更テンプレートを作成して、そこでポイントを付与してアップロードをする必要があります。

しかも、この機能を使っているお店さんが少ないのか、バグ(エラー)があるにもかからわらず放置されています(笑)。

でも、大丈夫です。エラーの対処法は見つけましたので、その通りやれば成功します。以下、動画で作成方法を示しています。

ダウンロードしたファイルを修正

まず、一行目の「保有ポイント」は「ポイント」だけに変更します。

そして、U列に「備考」を追加します。「備考」は、なぜかダウンロード用のテンプレートで書き出しができないのです。

そして、データはすべて「”(ダブルクオーテーション)」で囲みます。

“会員ID”,”ランク名”,”ステータス”,”アンケート1”,”アンケート2”,”アンケート3”,”アンケート4”,”アンケート5”,”メモ”,”フリー項目1”,”フリー項目2”,”フリー項目3”,”フリー項目4”,”フリー項目5”,”フリー項目6”,”フリー項目7”,”フリー項目8”,”フリー項目9”,”フリー項目10”,”保有ポイント”,”備考”
“yamada”,”ランク無し”,”Y”,,,,,,,,,,,,,,,,,”100″,

これは顧客情報1個だけ、会員ID「yamada」のデータのみです。

「100」となっているところが保有しているポイント数です。

既存ポイントに500ポイントや1000ポイントを追加するのではなく、新たに追加する数字を入力して、アップロードします。

つまり、ダウンロードした数字は全部消去します。

これは、アップロードした数字が加算される仕組みになっているからです。

ですから、100ポイント所有している人に100+500で600ポイントを追加すると、所有100+加算600=700ポイントになってしまうからです。

もうひとつ、注意したいのが「1000ポイント追加したけど、ちょっと多かったかな?やっぱ500でいいや。」という場合は、一括でポイントを減らすこともできます。

単純に、アプロードするファイルのポイントの数字を「-500」とやるだけです。これはマニュアルにも書いていませんが、動作を確認しているので大丈夫でしょう。

ポイント・プレゼントの注意点

単価の安い商品を扱っている場合は、「プレゼントしたポイントだけで買えてしまう。(500ポイントプレゼントしたら500円のモノを買われた。)」状況、つまり、「お店の儲けはマイナス。」そんなことにならないよう、ポイント設定は慎重に行いましょう。

平均単価の10%くらいを目安に設定すると良いと思います。

平均単価が5000円くらいなら500ポイント、平均単価が10000円くらいなら1000ポイントといった感じです。

また、通常のポイントは保有期間が1年くらいに設定されているので、特別にプレゼントするポイントとは分けるべきです。

例えば、クリスマス企画で12月1日~12月31日に限り500ポイントプレゼント」といった設定です。

有効期限が1年もあると人は動きません。

でも、期間限定で失効まで残り少なくなると、動く人は増えてきます。

さらに、あまり頻繁にプレゼントをしていると効果も弱まります。と言うか、こちらの戦略がバレてしまいます。

そうなると、せっかくの販促作戦も水の泡です。

年に数回の秘密兵器として使うことをオススメします。

もちろん、お店のジャンルによっては、ポイント失効で頻繁に煽ることで、販促になる場合もあるとは思います。

ケースバイケースですね。