ネットショップを始める場合やブログを始める場合、自分だけのドメインの取得は定番となっています。
ドメインとは「ネット上の住所」ということは、ご存知のことと思います。
今回は、ドメインを取得後にやることについて解説します。
ドメイン取得後最初にやるのは紐付け作業
ドメインは「ネット上の住所」なだけで、ドメインを取得しただけでは土地はついてきません。
土地は、レンタルサーバー、あるいはネット通販開業サーバーを借りることで取得します。
土地を取得しても、そこには住所がないので紐付けする必要が出てきます。
それがネームサーバの設定変更というものです。
専門用語で難しく感じますが、要は「郵便物の転送」みたいな感じです。
「この住所にアクセスがあったら、こちらに転送してね。」という設定です。
例えば、ムームードメイン(mumu domain)でネット上の住所を取得した。
そして、ショップサーブというネット通販開業サーバーを借りた。
これだけでは、土地も住所もバラバラです。
紐付け作業を行います。
設定するのはムームードメイン(mumu domain)の管理画面です。
ドメイン取得後のサーバー設定
紐付ける方法」と書くと難しそうに聞こえますが、コピペ2~4行、10秒ほどで終わる設定です。
ドメイン管理のムームードメイン(mumu domain)にログインして、ドメイン操作」→「ドメイン一覧」→「取ったドメイン」と進みます。
そのページに「ネームサーバ設定変更」という箇所があるのでそこをクリックします。
このボタンを押すと、次のような画面現れるので「GMOペパボ以外のネームサーバを使用する」という欄に、契約しているサーバーのネームサーバをコピペで貼り付けます。
貼り付けが終わったら一番下の「設定変更」を押すのをお忘れなく。
これでドメインとサーバーの紐付け設定が完了です。
ブラウザにドメイン(アドレス)を入力すれば、世界中の誰もが、いつでもあなたのネットショップを見ることができるようになります。
ドメインが市区町村の住所なら、サーバーのネームサーバは都道府県名のような感じです。
あなたの取ったドメイン(住所)は、A社サーバー内(愛知県内)にある設定になったり、K社サーバー(熊本県内)にある設定になったり、ということです。
サーバー(場所)の引っ越しは、データの移行(荷物の搬入)が完了したら都道府県の引っ越しになるので、都道府県名だけを変えてやれば済みます。
つまり、ドメインに紐付けするネームサーバを変更するだけです。
ネットショップのドメインの決め方
ネット通販が始まって25年近くになりますが、昔は、ネットショップのドメインの決め方にテクニックがありました。
でも、今は、そんなに気にすることはないです。
どんなドメインにしようが、アクセス数や売上はコンテンツ(内容)に左右されます。
いくら斬新なドメインを取っも販売サイトの中身がなければクソです。
でも、ドメインを「ミスったな・・・」と思っても、コンテンツがしっかりしていれば、なんら問題ありません。
ただ、一応決めておきたいことはあります。
それは、「販売サイトを一言で表すドメイン名にしたい。」ということです。
ペット関連グッズのネット販売なら「pet」という文字列。
アジアン雑貨のネット販売なら「asian」や「zakka」といった文字列。
これらをしっかり入れておきたいところです。
オリジナルの店名をドメインにする場合もありますが、あまり意味はないですね。
それよりも、検索される関連キーワードを入れておくほうがSEO的にも集客的にも無難です。
ドメインをmumudomainで取るべき1つの理由
ネットショップ開業サービスのカラーミー・ショップ・プロように、サーバーを契約すればドメインを無料でもらえるサービスもあります。
無料に騙されてはいけません。
まあ、騙されるというと聞こえは悪いですが・・・ペパボ(ショップ・プロ運営会社)さんごめんなさいm(_ _)m
最初は、考えに考えて、そのサーバーを選んだかも知れませんが時間の経過とともに事情は変わってきます。
この開業サーバー「ちょっと使いづらいな。」とか「集客弱いよね。」とか。
じゃ、「別の開業サーバーに引っ越ししよう。」ってことになるわけです。
これはネット通販ではよくある話です。
でも、初期の開業サーバーでドメインを取っていると、引っ越し作業に予想維以上に時間がかかったり余計な費用がかかったりします。
だから、ドメインは、ドメインだけ取って、サーバーの設定を自分で行えるようにしておくのが「備えあれば憂いなし。」ということです。
ECを20年以上やっていて、ドメイン関係で数々の失敗を重ねてきた末の結論です。
ご参考まで!\(^o^)/